- #EMと共に生きる人々
人は人へと未来のバトンを渡していく
中国の農業復興への想い
子どもの頃から勉強が好きで、商学を学び続けた劉さんの先祖は、およそ500年前に中国福建省から台湾へ渡りました。台湾で育った劉さんは、台湾大学に進学し、在学中に東京の明治大学商学部へ留学。勉強しながら建築や農用機械を主に扱う啓光貿易を1950年代当初に立上げました。
当時の中国は経済が発展していく中で、農家から都会への出稼ぎが増え、人の手が入らず荒れていく土地が多くありました。そんな折に日本の友人から貰った比嘉照夫教授の著書「地球を救う大変革」の本に出会い、その内容に深く感動し「これだ」と直感。EM農法を導入し、中国の農業復興の人材育成を担うEM応用技術のトレーニングセンターを造ろうと考えました。
1997年、劉さんの想いは形となり、中国に「詔安 富裕EM科学技術トレーニングセンター」を設立。劉さんや現地職員自らが日本に行ってEM農法を学ぶこともあり、日本の青森県のりんご農家などの現場も視察し、トレーニングセンターのカリキュラムに活かしました。トレーニングセンターでは、社会に将来貢献できる人材を育てることも目標に据え、全寮制で半年間に渡って集中的に学習するシステムを構築。朝5時半に起床、朝食前に農場の手入れをし、EMを用いた実習をしました。現在、トレーニングセンターは役割を終えましたが、これまで2000名近くのEM技術を学んだ卒業生を輩出し、中には今も劉さんと家族のように交流が続いている卒業生もいます。
当時の中国は経済が発展していく中で、農家から都会への出稼ぎが増え、人の手が入らず荒れていく土地が多くありました。そんな折に日本の友人から貰った比嘉照夫教授の著書「地球を救う大変革」の本に出会い、その内容に深く感動し「これだ」と直感。EM農法を導入し、中国の農業復興の人材育成を担うEM応用技術のトレーニングセンターを造ろうと考えました。
1997年、劉さんの想いは形となり、中国に「詔安 富裕EM科学技術トレーニングセンター」を設立。劉さんや現地職員自らが日本に行ってEM農法を学ぶこともあり、日本の青森県のりんご農家などの現場も視察し、トレーニングセンターのカリキュラムに活かしました。トレーニングセンターでは、社会に将来貢献できる人材を育てることも目標に据え、全寮制で半年間に渡って集中的に学習するシステムを構築。朝5時半に起床、朝食前に農場の手入れをし、EMを用いた実習をしました。現在、トレーニングセンターは役割を終えましたが、これまで2000名近くのEM技術を学んだ卒業生を輩出し、中には今も劉さんと家族のように交流が続いている卒業生もいます。
EM農場は海南島へ
現在、劉さんの活動拠点は、国際観光島として有名な中国海南省の海南島に移り、30万坪のEM農場の運営に取り組んでいます。
劉さんの今後の目標はそこにEMの博物館を建てること。次男の裕光(ユーゥグゥワン)さんは「本当に父は元気でいつも驚かされます!」と笑顔で応援しています。長男の裕仁(ユーゥルェン)さんは海外グループ会社を担当し中国及び香港のEM Association (H.K.)LTDを任され、次男の裕光さんは台湾本社の啓光貿易を手伝い、劉さん家族はEMの普及に大きく貢献しています。
劉さんの今後の目標はそこにEMの博物館を建てること。次男の裕光(ユーゥグゥワン)さんは「本当に父は元気でいつも驚かされます!」と笑顔で応援しています。長男の裕仁(ユーゥルェン)さんは海外グループ会社を担当し中国及び香港のEM Association (H.K.)LTDを任され、次男の裕光さんは台湾本社の啓光貿易を手伝い、劉さん家族はEMの普及に大きく貢献しています。
ボランティア精神という未来へのバトンを渡す
劉さんが大切にしている言葉があります。「生命之意義在創造宇宙継起之生命」「生活之目的在増進人類全体之生活」。この言葉は台湾民主広場敷地内にある蒋介石の銅像にも書かれています。
「この言葉は、自分から次世代の人のために、社会を良くすることをして、それを誰かにバトンタッチをしていくことなんだよ。だから、私は“ボランティア”という言葉を大切にしている」と劉さんは言います。
劉さんの想いは息子たちにも受け継がれ、そして未来へと繋がっていきます。
「この言葉は、自分から次世代の人のために、社会を良くすることをして、それを誰かにバトンタッチをしていくことなんだよ。だから、私は“ボランティア”という言葉を大切にしている」と劉さんは言います。
劉さんの想いは息子たちにも受け継がれ、そして未来へと繋がっていきます。
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