EMの増やし方
家庭菜園編
EMを使って、おいしい野菜を収穫しよう
おいしい野菜の決め手はいい土を作ることが成功のカギです。EMを使えば、生ごみや米ぬかを良質な肥料に変えて肥沃ないい土が作れます。栽培や生活のスタイルに合った方法で、家庭菜園を楽しみましょう。
Step01
EMボカシⅠ型を作る
EMボカシってなに?
玄米を精白した時に出た米ぬかを使い、EMで発酵させて作る生ごみ発酵用の資材です。
発酵させることにより、米ぬかにいる善玉菌が増えています。使い方は簡単!ご家庭の生ごみに混ぜ込むと、生ごみを発酵させて、栄養豊富な肥料に変えてくれます。
準備するもの
完成量
約1.5kg (生ごみ発酵肥料作り 2.6ℓ容器 2回分)
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米ぬか 1.2kg
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EM活性液 300ml
(米ぬか重量の25%)
*作って1ヶ月以内のもの -
EMセラミックス 12g
(米ぬか重量の1%) -
密閉容器 2.6ℓ
(パッキン及びロック付き) -
ボウル(大)または底の深い容器
Step02
生ごみ発酵肥料を作る
捨ててしまう生ごみを肥料に変えよう
生ごみは可燃ごみ、と思っていませんか?生ごみは菌の力で発酵させることで花や野菜を育てるための肥料にすることができます。
ぬか漬けが生の野菜よりも発酵により栄養価が高まるのと同じように、生ごみもEMボカシで発酵させることで、植物にとって必要な様々な栄養素が作られます。生ごみを活用して、栄養が豊富な肥料に変えてみましょう。
※EMボカシⅠ型とEMセラミックスは肥料ではありません。生ごみ発酵肥料を作るための発酵を促進する資材です。
準備するもの
完成量
2.6ℓ (生ごみ発酵肥料を使った、プランターでの土作り1回分)
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生ごみ
(野菜・果物くず)生ごみで良い肥料を作るポイント- 生ごみは新鮮なうちに
処理しましょう。 - 生ごみは極力水に濡らさないようにしましょう。
- 生ごみはできるだけ小さく切りましょう。
- 調理くずを使い、食事の残りは使わないようにしましょう。
- 生ごみは新鮮なうちに
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EMボカシI型
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EMセラミックス
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密閉容器 2.6ℓ(パッキン及びロック付き)
Step03
プランター用の土作りをする
生ごみ発酵肥料を土づくりに使うと何がいいの?
土の中で生態系の底辺をなすのは、1gあたりの土の中に数億以上いると言われている微生物たちです。善玉菌がたっぷりの生ごみ発酵肥料を土に投入することで、いい微生物(善玉菌)が元気になって肥沃な土を作ります。
土がよくなることで、野菜の生育が進み、栄養たっぷりのおいしい野菜が食べられます。集合住宅にお住まいの方でも取り組みやすいプランターを使った土づくりの方法をご紹介します。
準備するもの
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プランター 14ℓサイズ
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生ごみ発酵肥料 2.6ℓ
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EM・1またはEM活性液
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赤玉土(小粒)6ℓ
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腐葉土 3ℓ
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鹿沼土(中〜大粒) 1ℓ
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EMセラミックス
小さじ1 -
ジョウロ
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タフブネ(左官トレイ)など
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新聞紙
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ひも
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ビニールシート
(プランターの口を覆える大きさ)