EMの増やし方
ハウスケア編
家庭内での使いやすさを重視した、「白色系EM活性液」の作り方をご紹介します。
少量のEMでもしっかり発酵するので、初めてEMを増やす方でもおススメの方法です。
EMを増やして、ハウスケア用のEM活性液を作ろう
EMは、室内の消臭・お掃除・お洗濯に大活躍します。EMをスプレーに入れて室内で使うと、タバコやペットの気になるニオイを元から分解します。
EMをご家庭でたくさん使いたい時は、EM・1を種菌にして、糖などのエサ(善玉菌のエサ、糖蜜など)を与えると、菌たちが活発に動き始め、どんどん容器の中で発酵して増えます。発酵食品を作るようにEMを自分で増やして、日々の暮らしに経済的に使ってみましょう。
準備するもの
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2ℓペットボトル容器(他の容器サイズは下表を参照)汚れは雑菌の温床になるので使う前に必ずキレイに洗浄しましょう。
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温水(40℃:お風呂のお湯くらいの温度)
約1.9ℓ材料をすべて仕込んだ後、38℃になるのが理想。 -
EM・1 30ml
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善玉菌のエサ 30g
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その他の道具
生活スタイルにあわせてボトルサイズをお選びください
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2ℓどんどん使える
スタンダードサイズ- EM・1
- 30㎖
- 善玉菌のエサ
- 30g
- 温 水
- 約1.9ℓ
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1ℓ1~2人暮らしに
ぴったりサイズ- EM・1
- 15㎖
- 善玉菌のエサ
- 15g
- 温 水
- 約950mℓ
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500
mℓ持ち運びに便利- EM・1
- 7.5㎖
- 善玉菌のエサ
- 7.5g
- 温 水
- 約475mℓ
よくいただく質問
- 思ったより作るのが難しそうなのですが、もう少し初心者向けの方法はありますか?
- ご家庭で作ることそのものがハードルが高いと感じる方は、水に薄めて使うだけのEMW(イーエムダブリュ)、そのまま使える消臭用のBio.Roma(ビオロマ)という商品があります。EM活性液は、菌が発酵するための温度管理や時間が必要です。すぐに使いたい、時間をかけたくないという時は、EMWなどを使うことから始めてみてください。
増やすことにチャレンジされたい方は、エサを糖蜜ではなく、善玉菌のエサを使うことから始めてみてください。善玉菌のエサは、常温(25℃)の水でも手軽に溶かせるので、冬に固まる糖蜜と違い、簡単にEM活性液が仕込めます。EMを増やすための成分がバランスよく配合されているため、菌が発酵しやすい環境に整えます。 - EM活性液を作るのにどれくらい時間がかかりますか?
- EMは生き物です。水温が高いほど、菌は活発に発酵しますので、完成までの日数が水温によって異なります。糖蜜をエサとした場合は目安として、水温が38~40℃の間は約1週間、25~30℃では2~3週間ほどかかります。気温が下がる冬場は、日の当たる窓際に置く、断熱・保温効果のある場所で保管するなど工夫をすると発酵しやすくなります。
- EM活性液はどれくらい日持ちしますか?
- 活性液自体は、なるべく1~2週間以内、最長でも1カ月以内にはお使いください。
使う時に水で薄めたものは、pH値が高くなり雑菌が繁殖しやすくなります。薄めた場合はその日のうちに使い切ってください。もしも使い切れない場合は排水溝やトイレに流してください。排水溝やお手洗いの臭気抑制効果があります。 - EM活性液はどのように保管したらいいですか?
- 完成後は、直接日が当たらない涼しい場所で保管してください。温かい場所だと発酵が進み、ガスでペットボトルの容器が膨らむことがあります。発酵が継続し、ガスがでてしまう場合は容器のフタをゆっくり開栓し、ガス抜きをしましょう。