- #EMと共に生きる人々
父から受け継いだ芝桜園に集う人々の笑顔
芝桜園「花の森 徳重」。管理者の徳重初男さんご夫妻とこの地域でEMを活用した水環境改善活動をしているイーエム自然の里蒲生グループの皆さんが手を取り合い、笑顔あふれる癒しの場所を作り上げてきました。
徳重初男さん・イーエム自然の里蒲生 【鹿児島県姶良市】
鹿児島県姶良市の西部に蒲生(がもう)町があります。この町は「蒲生郷」とも呼ばれていて、薩摩藩の時代から続く武家屋敷や石畳通り、日本一の巨樹「蒲生の大楠」があります。自然が豊かで静かな空気が流れるこの町では、高齢化が課題視されていましたが、近年では移住者が徐々に増えてきているとのこと。蒲生町の皆さんが協力して開催している「カモコレ」(“蒲生ワクワクコレクション”の略称)と言う体験型イベントも、2009年に第1回を開催して以来どんどん盛り上がりを見せており、たくさんの方が集まります。
そんな豊かな自然や町の人々に育まれた蒲生町には、観光地としてもぜひ訪れたい場所があります。それは、3月下旬〜4月中旬頃が見頃として綺麗な花を咲かせる芝桜園「花の森 徳重」です。
綺麗な芝桜見たさに鹿児島県内外から大勢の方が観光で訪れ、今年で5回目となるイベント「蒲生・花の森祭り」では溢れんばかりの人で大賑わい。それは、駐車場を拡大しなければならないほどです。そんな芝桜園「花の森 徳重」は、2代目となる園主の徳重初男さんが先代の徳重継男さん(初男さんのお父さん)がお亡くなりになった事をきっかけに引き継いで、ご夫婦二人三脚で育ててきた想い入れの深い場所となっています。
「お父さんのように綺麗な芝桜を咲かせ続けたい」との想いから毎年試行錯誤で取り組んできた芝桜管理ですが、悩まされてきたのがモグラ対策です。芝桜園の土の中にはミミズがたくさん生きていてそれを目当てにモグラが次々にやってくるようになりました。モグラが土の中を通ると芝桜の根を持ち上げてしまったり傷つけたりします。持ち上がった根には直に日光が当たり、水も吸う事ができなくなるため枯れてしまいます。日をまたぐごとに新しいモグラ道が増えていく状況を何とかしたい!そんな時、ご近所でEM活動をしているグループ「イーエム自然の里蒲生」の皆さんからEMを学びました。
初めは、イーエム自然の里蒲生の皆さんと一緒に土とEMを混ぜて丸めて作るEM団子をモグラの通った道に埋めていきました。その他にもEM活性液を園中に撒く事もしましたが、その効果で土が柔らかくなって雨が降ると段々の棚状に作られている園の土が流れ落ちてしまい、芝桜の根が剥き出しになってしまいました。その為、今ではEM団子一筋で対策していて、その数はたくさん埋め過ぎてどのくらい埋めたかわからなくなるほど。EMを活用し始めてから、芝桜の花もより綺麗に咲くようになり、だんだんとお父さんの花に近付けている気がすると徳重さんは仰います。
初めは、イーエム自然の里蒲生の皆さんと一緒に土とEMを混ぜて丸めて作るEM団子をモグラの通った道に埋めていきました。その他にもEM活性液を園中に撒く事もしましたが、その効果で土が柔らかくなって雨が降ると段々の棚状に作られている園の土が流れ落ちてしまい、芝桜の根が剥き出しになってしまいました。その為、今ではEM団子一筋で対策していて、その数はたくさん埋め過ぎてどのくらい埋めたかわからなくなるほど。EMを活用し始めてから、芝桜の花もより綺麗に咲くようになり、だんだんとお父さんの花に近付けている気がすると徳重さんは仰います。
EM団子は、この芝桜園の駐車場近くにある作業場でイーエム自然の里蒲生の皆さんで集まって作ります。どの方も、グループでの活動は明るい会話が広がり気持ちから活き活きとしてくるので、この時間がとても大好きだとお話しされます。
初めは各個人(各家庭)でEM活用に取り組んでいましたが、その皆さんの交流が生まれてイーエム自然の里蒲生としてのグループ活動が始まりました。EM活動は、各ご家庭に設置されている浄化槽の水の浄化や悪臭対策がスタートとなり、EM活性液やEMボカシ、EM団子、EM廃油石けん、更にはEM液体石けんを作って販売するなどのグループ活動の幅を広げて精力的に行っています。現在のメンバーは24名ほどで、山下浩さんを講師としてお呼びしてのEMの勉強会を開くほか、町の体験型イベント「カモコレ」にも出展してEMのお話しやEM栽培野菜の販売など、よりたくさんの方にEMの魅力を知ってもらいたいと活動を広げています。
姶良市蒲生町でも、十数年前にはEM活性液を町の全戸へ行き渡るようにしたいとの呼びかけがあり、姶良市役所 蒲生総合支所への寄付金でEM活性液の製造機「百倍利器」を3台購入する働きがありました。この百倍利器は、今も現役でEM活性液を製造し続けて、町の皆さんの喜びを繋げています。
町全体で行われるイーエム自然の里蒲生のEM活動は、蒲生町の豊かな自然を守り地域の皆さんの暮らしが明るく楽しくなるためにますます盛り上がりを見せます。その活動の一つでもある芝桜園は、徳重さんの「大切なものを守りたい想い」とともに、これからも訪れるたくさんの人に感動して頂けるようにこの喜びを伝えて行きます。
初めは各個人(各家庭)でEM活用に取り組んでいましたが、その皆さんの交流が生まれてイーエム自然の里蒲生としてのグループ活動が始まりました。EM活動は、各ご家庭に設置されている浄化槽の水の浄化や悪臭対策がスタートとなり、EM活性液やEMボカシ、EM団子、EM廃油石けん、更にはEM液体石けんを作って販売するなどのグループ活動の幅を広げて精力的に行っています。現在のメンバーは24名ほどで、山下浩さんを講師としてお呼びしてのEMの勉強会を開くほか、町の体験型イベント「カモコレ」にも出展してEMのお話しやEM栽培野菜の販売など、よりたくさんの方にEMの魅力を知ってもらいたいと活動を広げています。
姶良市蒲生町でも、十数年前にはEM活性液を町の全戸へ行き渡るようにしたいとの呼びかけがあり、姶良市役所 蒲生総合支所への寄付金でEM活性液の製造機「百倍利器」を3台購入する働きがありました。この百倍利器は、今も現役でEM活性液を製造し続けて、町の皆さんの喜びを繋げています。
町全体で行われるイーエム自然の里蒲生のEM活動は、蒲生町の豊かな自然を守り地域の皆さんの暮らしが明るく楽しくなるためにますます盛り上がりを見せます。その活動の一つでもある芝桜園は、徳重さんの「大切なものを守りたい想い」とともに、これからも訪れるたくさんの人に感動して頂けるようにこの喜びを伝えて行きます。
取材日:2017年5月22日(W)
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