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生き物調査を通して、より良いおいしいお米を作る。

株式会社中甲のみなさん

愛知県豊田市でEMを活用してお米の生産を行っている株式会社中甲さん。その㈱中甲さんでは田植えから収穫までに生育調査を5回行っています。生育調査とはただ田んぼの稲を調査するのではなく、様々な条件下(栽培方法)でどのように成長をするかを記録していくものです。今年度は10区画の田んぼを様々な栽培方法で行い調査しています。

 

調査内容は稲の長さ、分結した茎の数、葉の色の3つです。
この3つを通して生長の具合を比べることで、EMを使うとどのくらい良いのか、またそのEMの投入量を変えてみたり、更には最近注目されている海水EM活性液や塩が稲にどのような影響を与えるのかなどを調べて、より良いお米作りのための努力につなげています。

今回の調査は3回目でしたが、5月の田植え後に行った時とは比べ物にならないくらいの生長を感じました。稲の長さは倍ほどになっており、茎の数も多くより太く成長していました。葉の色は田植え直後に比べてより青々としていました。稲もところどころ花を咲かせており稲穂を付ける準備が始まっていました。花が咲いてから55日で収穫適正時期を迎えると言われておりますので、今から収穫が待ち遠しく楽しみです。
この生育調査から㈱中甲さんの今後の栽培状況が関わってくるので、より美味しくたくさんのお米が収穫できるようにあと2回の生育調査も頑張っていきたいです。どのような条件の栽培で一番良いお米が出来るのか、しっかりと調査して来年以降の㈱中甲さんのEM美味米栽培につなげていきたいです。
 
  • 青々とした稲が一面に広がっています。
  • ところどころ稲の花が咲いています。
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