- #作り方マニュアル
EM活性液レシピ③ 米のとぎ汁発酵液
捨てれば汚染源になる米のとぎ汁を有効利用してEM活性液を作れば、環境浄化にもなります。EM(有用微生物群)を使って米のとぎ汁を発酵させ、活用していきましょう。
※EM(通称:EM菌)はEffective(有用な)Microorganisms(微生物たち)の英文の頭文字に由来しています。その名の通り、特殊なひとつの菌ではなく、乳酸菌や酵母、光合成細菌など、どこにでもいる微生物で、人間にとっていい働きをしてくれる微生物の集まりです。
「EM菌」という菌は存在せず、EM中の微生物の集合体の総称として広く使われています。
なぜ 米のとぎ汁を発酵液に?
排水として流される米のとぎ汁は、浄化槽や下水処理場での汚水処理の負担になります。
そのまま流さずにEMで発酵させれば、汚水の浄化を助ける浄化源に大変身!家をキレイにするだけではなく、環境負荷の軽減にも役に立ちます。
そのまま流さずにEMで発酵させれば、汚水の浄化を助ける浄化源に大変身!家をキレイにするだけではなく、環境負荷の軽減にも役に立ちます。
発酵させれば色々お得!
米のとぎ汁はでんぷん、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養分が多いため腐りやすく、生では使いにくい代物。
EMで発酵させることで、短所が長所に変わり、お掃除や植物の水やりに有効活用できます!
米のとぎ汁はでんぷん、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養分が多いため腐りやすく、生では使いにくい代物。
EMで発酵させることで、短所が長所に変わり、お掃除や植物の水やりに有効活用できます!
準備するもの
手順
よくある質問
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- EM活性液(米のとぎ汁発酵液)表面の白っぽい膜は何ですか?
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ペットボトルの中の上の方は、密閉していても比較的空気層があり、酵母やその他の好気性(空気を好む)微生物が集まりやすくなり、膜を形成しやすくなります。
その膜自体が・異臭がない・色は茶色や黒っぽくなく白に近いまた。手触りも、ぬるぬる(どろどろ)しておらず、さらさした触感であれば、使用や培養・保存期間中問題はありません。
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- 完成した活性液はいつまでに使いきればいいですか?
- なるべく1~2週間以内、最長でも1カ月以内にはお使いください。
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- EM活性液を培養するのに、水道水でも大丈夫ですか。
- EMを培養する水について、水道水はもちろん人間に害がないようなものであれば、どのような水にでも対応します。
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- 悪くなったEM活性液(米のとぎ汁発酵液)の処分方法を教えてください。
- 悪くなったものは特に危険なものではありませんが、ニオイや環境への影響を考えると、良くできたEM活性液と混ぜ、臭気が減少したことを確認し排水溝に流します。また、作物を植え付けていない土壌に施用すれば、良いEM活性液程ではありませんが土づくりが促進される効果もあります。
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- 薄めたEM活性液(米のとぎ汁発酵液)の使用期限はありますか。
- EM活性液(米のとぎ汁EM発酵液)は、pH3.5以下で雑菌が繁殖しにくい状態を保っています。 水で薄めることにより、pH値が高くなり、雑菌が繁殖しやすくなります。薄めた場合はその日のうちに使い切ってください。もしも使い切れない場合は排水溝やトイレに流してください。排水溝やお手洗いの臭気抑制効果があります。
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- EM活性液は日光に当てても大丈夫ですか?
- 光に当てても大丈夫です。寒い時期は温かい窓辺やビニールハウスの中など日光からの熱が保たれている環境に置いておくと培養がスムーズに進みます。 日光を当てなくても、温度が適切であればきちんと培養できますが、EMを構成する主要菌のひとつ・光合成細菌は日光を好みますので、光をあてた方が、光合成細菌が増えやすくなります。
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- EM活性液作成中にガスが出ない場合は失敗ですか?
- EMには複数の微生物が入っているので、気温や糖蜜の質などの条件によっては微生物の増え方が異なり、ガスの発生が少なく容器が膨らまない場合もあります。 発酵が進んでいる確実な目安は「pHが3.5以下になる」で、なるべくpH試験紙で品質をご確認ください。発酵が進むと匂いが糖蜜の甘い香りから少し酸っぱい香りに変わります。
動画でわかる「米のとぎ汁発酵液」の作り方
記事よりも動画でご覧になりたい方は、EM生活ライフスタイルチャンネルをぜひご活用ください。初心者の方でも失敗しにくい「米のとぎ汁発酵液の作り方」の紹介しています。
>EM生活ライフスタイルチャンネルはこちら
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