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普段からできる災害時に備えた生活とは?

蛇口をひねると水が出ることが当たり前の日本。暮らしの中で、水道水がなくなった時のことを考えたことはありますか?

災害用の水の準備していますか?

普段の生活で私たちが1人あたり1日に使う水の平均使用量は平成25年度の国の調査では約289リットルといわれています(※1)。
水道水が自由に使えなくなれば、飲み水、料理などの家事やトイレ、お風呂・・・などなど。
普段は簡単にできたことが難しくなります。

飲み水や調理に使う水を含めると、必要な水の量は1人あたり1日3リットルが目安。最低3日分(9リットル)、7日分(21リットル)を確保すればある程度の事態に備えられると言われています。(※2)
地震などによりインフラが崩壊してしまうと、自治体が派遣した給水車の到着が遅れてしまう恐れもあります。
阪神・淡路大震災の際は生活用水(トイレ、洗面、掃除など)の確保が一番の課題だったと調査結果もあり、普段から防災の意識を持つことが大切です。(※3)
 

備蓄のサイクルをつくろう!ローリングストック法とは?

災害用としてミネラルウォーターをケース購入しても賞味期限があるため、使っていかないと困った時に飲めなくなっていたということになりかねません。

水を備蓄していくやり方として、備蓄量と賞味期限を見比べながら随時買い足しをしていく「ローリングストック法」があります。もちろん、乾物や缶詰などの備蓄用の食品にも使うことができるやり方です。

例えば、2リットルのミネラルウォーターを普段はバーベキューなどの家族のレジャーで消費し、使った分を新たに購入しながら、在庫を管理して消費と備蓄のサイクルを回していきます。そうすると、賞味期限が新しい水の備蓄をしていくことができます。
この方法を使うと、備蓄している食品の賞味期限が切れた!電池が切れて道具が使えなくなっていた!という事態を緊急時に避けることができますね。

災害時は小さなお子さんがいらっしゃる方は外出そのものが難しくなるかもしれません。
被災をするとスーパーや小売店で食品を購入しようと多くの人々が足を運ぶので、いざという時のための備蓄した食品がご家庭にあると安心ですね。

ローリングストック法に慣れてくると、缶詰などの災害用保存食などの賞味期限が長いものに関わらず、備蓄ができるようになります。そうすれば、乾物や缶詰などの災害用保存食に限らず、自分がおいしいと思う好きな食品を備蓄することができます。
 

いざという時に頼りになる水タンク

備蓄していた水が底をついてしまった時、生活用の水を確保したい時は給水ステーションと呼ばれる給水拠点まで水を汲みに行かなければなりません。そんな時の必需品が、防災用の水タンク。
普段はキャンプなどのアウトドアレジャーに使って、緊急時にも使用。
災害時は水が貴重になるため、コックで調節して節水できるタイプが望ましいでしょう。

災害に備えて、普段の生活の中に防災アイテムやサイクルを取り入れて生活を回す習慣をつくると災害時の未来が変わります。普段の心がけがいざという時にあなたの家族の命を守ることにきっと繋がります。


※1 参考:国土交通省「平成28年版 日本の水資源の現況 本編」
※2 参考:農林水産省「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」
※3 参考:国土交通省 近畿地方整備局「阪神・淡路大震災の経験に学ぶ 第2章水に困らない避難生活のために」


 
痛みやすい葉野菜も、エンバランスではより長持ち!
エンバランスの袋に入れておくだけで、鮮度が保たれていることがわかります。
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エンバランス加工はミネラルを含んだ良質な水とプラスチックを水熱科学の理論を用いて、反応させた特殊なプラスチック。日本とアメリカで特許を取得しています。
野菜などの食品の腐敗や変色、時間の経過とともに失われていく栄養素を保つことができるんです。

表面に薬品などを用いていないため、使用時に溶けだしたりする心配がなく安心して使うことができます。災害時でもエンバランスに入れておくだけで、大切な食品を劣化・腐敗を抑えることができる優れものです!