- #家庭菜園
EM菌を使った家庭菜園と土づくりについて
EMの使い方について、プランターでの土づくりや家庭菜園など日頃のお困りごとをQ&Aにて解決いたしました。
※EM(通称:EM菌)はEffective(有用な)Microorganisms(微生物たち)の英文の頭文字に由来しています。その名の通り、特殊なひとつの菌ではなく、乳酸菌や酵母、光合成細菌など、どこにでもいる微生物で、人間にとっていい働きをしてくれる微生物の集まりです。
「EM菌」という菌は存在せず、EM中の微生物の集合体の総称として広く使われています。
家庭菜園でのEMの働き
EMを使った家庭菜園の基本は、しっかりとした土づくりと毎日の潅水にEMを入れることです。土づくりでのEMの働きは大きく3つあります。
①微生物の種類を多様化する
微生物が単調な土では、害が出やすく、微生物の種類と量が多い土壌は安定します。
②有機物の分解を促進する
EMを使った方が、ボカシや堆肥などがスムーズに土となじみます。
③土の団粒構造の発達を助ける
堆肥のみよりも堆肥とEMを一緒に使う方が土の粒が大きくなり、団粒構造が発達しやすいです。つまり、フカフカの土になり、根が伸びやすくなります。
①微生物の種類を多様化する
微生物が単調な土では、害が出やすく、微生物の種類と量が多い土壌は安定します。
②有機物の分解を促進する
EMを使った方が、ボカシや堆肥などがスムーズに土となじみます。
③土の団粒構造の発達を助ける
堆肥のみよりも堆肥とEMを一緒に使う方が土の粒が大きくなり、団粒構造が発達しやすいです。つまり、フカフカの土になり、根が伸びやすくなります。
EMの使い方
土づくり
播種や定植の1ヶ月以上前に、堆肥や肥料、生ごみ発酵肥料などを畝にすき込み、100倍に薄めたEMをしっかり散布する。
播種・定植
種や苗を水で1000〜2000倍に薄めたEMに浸けてから播種や定植を行う。
水やり
水で500〜1000倍に薄めたEMで、葉や土にしっかり散水する。
播種や定植の1ヶ月以上前に、堆肥や肥料、生ごみ発酵肥料などを畝にすき込み、100倍に薄めたEMをしっかり散布する。
播種・定植
種や苗を水で1000〜2000倍に薄めたEMに浸けてから播種や定植を行う。
水やり
水で500〜1000倍に薄めたEMで、葉や土にしっかり散水する。
こんな時、どうするの?Q&A
Q1 ポット用有機培土を使って、プランターで葉物野菜を栽培しました。収穫が終わったら、どうしたら良いでしょうか?
A1 プランターの土の再生ができます。
【用意するもの】
収穫を終えたプランター ( 容積6ℓ)
EM (30㎖ )
くん炭 (250㎖ )
ポット用有機培土 (250㎖ )
腐葉土 (500㎖ )
EMボカシ (50~ 100g)
【手順】
①プランターをひっくり返し、根などの有機物を取り除きながら、赤玉土と土を分けます。
②プランターの底に赤玉土を敷き詰めます。
③土にくん炭、ポット用有機培土、腐葉土、EMボカシをしっかり混ぜ、プランターに入れます。
④水3ℓにEMを30㎖入れ、プランターにゆっくりとかけます。
⑤乾燥防止としてビニールを被せ、1ヶ月以上熟成させます。(冬場は3ヶ月間)
A1 プランターの土の再生ができます。
【用意するもの】
収穫を終えたプランター ( 容積6ℓ)
EM (30㎖ )
くん炭 (250㎖ )
ポット用有機培土 (250㎖ )
腐葉土 (500㎖ )
EMボカシ (50~ 100g)
【手順】
①プランターをひっくり返し、根などの有機物を取り除きながら、赤玉土と土を分けます。
②プランターの底に赤玉土を敷き詰めます。
③土にくん炭、ポット用有機培土、腐葉土、EMボカシをしっかり混ぜ、プランターに入れます。
④水3ℓにEMを30㎖入れ、プランターにゆっくりとかけます。
⑤乾燥防止としてビニールを被せ、1ヶ月以上熟成させます。(冬場は3ヶ月間)
Q2 できるだけ農薬などを使いたくありません。病害虫対策はどうしたら良いですか?
A2 「野菜が健康に育つ環境を整えること」が大切です。また、防虫ネットやコンパニオンプランツを植える、抵抗性品種を選ぶなどの方法も合わせて対策します。
<健康に育つ土の環境>
①水はけを良くする。
②旬のものを栽培するように心掛ける。
③肥沃な土を育てる。
④有機肥料を入れたら1 ヶ月程度、間をあける。
⑤株間を十分にあける。
<農業における光合成細菌の主な働き>
㋐土壌中で有用な放線菌を増やす。
㋑根伸びを助ける。
㋒根に障害を与える物質を除去する。
㋓有用成分が作物の品質を向上させる。
㋔窒素を固定する。
A2 「野菜が健康に育つ環境を整えること」が大切です。また、防虫ネットやコンパニオンプランツを植える、抵抗性品種を選ぶなどの方法も合わせて対策します。
<健康に育つ土の環境>
①水はけを良くする。
②旬のものを栽培するように心掛ける。
③肥沃な土を育てる。
④有機肥料を入れたら1 ヶ月程度、間をあける。
⑤株間を十分にあける。
<農業における光合成細菌の主な働き>
㋐土壌中で有用な放線菌を増やす。
㋑根伸びを助ける。
㋒根に障害を与える物質を除去する。
㋓有用成分が作物の品質を向上させる。
㋔窒素を固定する。
Q3 生ごみ発酵資材のできるタイミングと土づくりのタイミングが合わない時は、どうしたら良いでしょうか?
A3 根の周囲を避け、畝間に溝を掘って、生ごみ発酵資材を入れてください。埋めた後は100倍程度に希釈したEMをたっぷりかけてください。生ごみ発酵資材ができる度に、埋める位置をずらしながら投入します。
土づくりの時間がない時は、何も入れず幅広の畝立てを行い、真ん中に溝を作り、生ごみ発酵資材を埋めます。埋めた部分を避けて、種まきや定植を行います。
A3 根の周囲を避け、畝間に溝を掘って、生ごみ発酵資材を入れてください。埋めた後は100倍程度に希釈したEMをたっぷりかけてください。生ごみ発酵資材ができる度に、埋める位置をずらしながら投入します。
土づくりの時間がない時は、何も入れず幅広の畝立てを行い、真ん中に溝を作り、生ごみ発酵資材を埋めます。埋めた部分を避けて、種まきや定植を行います。
今回使った商品