- #家庭菜園
EMではじめてみよう!植物のある暮らし
植物との触れ合いは健康に良いと、古くから知られています。EM(有用微生物群)の力を借りて、活き活きとした植物たちと暮らす、そんな生活を始めてみませんか?
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植物との暮らしで毎日が充実!

STEP1 育てる植物を選びましょう!
はじめての方でも育てやすい植物を集めてみました。

STEP2 基本の道具を準備しましょう!
基本の道具を準備しましょう!
STEP3 実際に育ててみよう!
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①プランターの表面に深さ5mmほどのまき溝を作り、溝に沿って種を条まきします。
※土を被せる時は、土と種をほどよく密着させてください。
※「条まき」とは、溝に沿って一直線(線状)に種をまくことです。 -
②プランターに赤玉土を敷き、その上に培養土を入れます。できるだけ、風通しがよく日当たりの良い場所に置いて育てるようにしましょう。
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③【1回目】 双葉が出そろった頃を見計らって、
2~3㎝空けるように弱々しい芽を選んで間引きます。間引く時はハサミで根本から切りましょう。
【2回目】 本葉が4~5枚前後になった頃に、4㎝ほど間隔を空けるように再び間引き。株元が倒れそうな場合は土寄せして補強をしてあげましょう。
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④発芽までは、なるべく土の表面が乾かないように、優しく水をかけましょう。
発芽後は暑い昼間を避けて涼しい朝や夕方に水をやりましょう。
※花の水やりも、水で500倍に薄めて使用してください。
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⑤収穫の目安は、30日~45日後。間引きと同じように根元からハサミで切ります。
※収穫する時に引き抜くと、隣にあるルッコラの根を傷つけてしまうことがあります。
※温かい季節はアオムシが発生することがありますので、見つけ次第取り除きましょう。 -
収穫後は石窯ピザにしてもGOOD!
畑で野菜作りにチャレンジ!!
EMは生きた菌なので、エサを入れれば簡単に増やすことができます。
EMをたくさん使うほど畑は良くなり、野菜も大きく育つのでEMを増やしてたくさん使ってみましょう。
広い面積の畑で野菜を育てる場合は自分でEM活性液を仕込んだ方が経済的です。
EM活性液は水やりの他に、土や肥料作りにも活用することができます。EMを増やして、畑で野菜作りに挑戦してみましょう。
>>EM活性液の作り方はこちらから
EMをたくさん使うほど畑は良くなり、野菜も大きく育つのでEMを増やしてたくさん使ってみましょう。
広い面積の畑で野菜を育てる場合は自分でEM活性液を仕込んだ方が経済的です。
EM活性液は水やりの他に、土や肥料作りにも活用することができます。EMを増やして、畑で野菜作りに挑戦してみましょう。
>>EM活性液の作り方はこちらから

EM活性液をうまく作るには?

コツその2「EMは温かい環境でよく働く」
微生物にも私たち人間と同じで生活しやすい最適温度がそれぞれあり、EMが最も活発に発酵できる水温は38℃です。最適な水温では、有機酸(乳酸)が速やかに生産され、EM活性液は約1週間で完成の目安であるpH3.5以下の酸性になります。
水温が重要な理由は、乳酸菌が作る有機酸が雑菌の繁殖を抑えるバリアを役目をするためです。温度が低い環境では、有機酸のバリアができる前に雑菌が増えて失敗する恐れが強くなります。
微生物にも私たち人間と同じで生活しやすい最適温度がそれぞれあり、EMが最も活発に発酵できる水温は38℃です。最適な水温では、有機酸(乳酸)が速やかに生産され、EM活性液は約1週間で完成の目安であるpH3.5以下の酸性になります。
水温が重要な理由は、乳酸菌が作る有機酸が雑菌の繁殖を抑えるバリアを役目をするためです。温度が低い環境では、有機酸のバリアができる前に雑菌が増えて失敗する恐れが強くなります。

EMで植物が元気になる ヒミツは土にあり!
生き物たちのこと忘れてませんか?地力を支える土壌生物たちの存在
土地が持っている作物の生産力を考える上で、土質、微生物やミミズなどの土壌生物の多様性、肥料成分などは大切な要素です。病原菌を撃退するために消毒剤を使うと、土を肥沃にする良い微生物やミミズなどの小動物まで死んでしまい、植物が育ちにくい硬い土になっていきます。微生物を活かして土の力を上げてこそ、おいしい野菜の栽培に繋がります。
土地が持っている作物の生産力を考える上で、土質、微生物やミミズなどの土壌生物の多様性、肥料成分などは大切な要素です。病原菌を撃退するために消毒剤を使うと、土を肥沃にする良い微生物やミミズなどの小動物まで死んでしまい、植物が育ちにくい硬い土になっていきます。微生物を活かして土の力を上げてこそ、おいしい野菜の栽培に繋がります。

ミニトマト農家 阿部聖人さん(静岡県)
阿部さんは以前、トマトなどのナス科の植物に発生しやすい「青枯病」がトマトハウスで蔓延し、困っていた時にEMに着目して使い始めました。EMを使い始めた以降は毎年農業に使うことで収穫量も安定して良くなっています。
阿部さんは以前、トマトなどのナス科の植物に発生しやすい「青枯病」がトマトハウスで蔓延し、困っていた時にEMに着目して使い始めました。EMを使い始めた以降は毎年農業に使うことで収穫量も安定して良くなっています。
青枯病とは?
野菜が青々としている状態で枯れてしまう青枯病は、病原菌が土壌伝染して発生する病害。トマトで発生した場合は、樹を焼却処分しないと被害が拡大してしまう。
野菜が青々としている状態で枯れてしまう青枯病は、病原菌が土壌伝染して発生する病害。トマトで発生した場合は、樹を焼却処分しないと被害が拡大してしまう。

EMの製造工場!
EMは27年の実績を持つ株式会社EM研究所で製造されています。EMの培養タンクが28基もズラリと並んだ工場内は、発酵の香りがして気持ちの良い空間です。
EM研究所では、菌の培養技術のほか、農業現場でのEMの効果的な活用方法も研究しています。
EM活用農家の情報をもとに技術改善にも取り組み、全国各地で開かれる農業講習会などでアドバイスも行っています。
EM研究所では、菌の培養技術のほか、農業現場でのEMの効果的な活用方法も研究しています。
EM活用農家の情報をもとに技術改善にも取り組み、全国各地で開かれる農業講習会などでアドバイスも行っています。
農家さんにおススメの使い方を聞きました!
光合成細菌を組み合わせて、さらに生育良好に!
光合成細菌はアンモニアや硫化水素を好んで分解するので、組み合わせて使うと土壌中に有機物を投入した際の作物への悪影響を減らします。またアミノ酸などの養分を作るので、土の中にいる放線菌の働きを助け、作物が生長しやすい環境を整えます。放線菌が増えると、青枯病などを発生させる病原菌を抑えることができるため、強い作物が育ちやすくなります。また、光合成細菌にはカロチン、ビタミン、アミノ酸が含まれており、作物の養分になります。植物はツヤが増し、鮮度が長持ちするようになります。
光合成細菌を組み合わせて、さらに生育良好に!
光合成細菌はアンモニアや硫化水素を好んで分解するので、組み合わせて使うと土壌中に有機物を投入した際の作物への悪影響を減らします。またアミノ酸などの養分を作るので、土の中にいる放線菌の働きを助け、作物が生長しやすい環境を整えます。放線菌が増えると、青枯病などを発生させる病原菌を抑えることができるため、強い作物が育ちやすくなります。また、光合成細菌にはカロチン、ビタミン、アミノ酸が含まれており、作物の養分になります。植物はツヤが増し、鮮度が長持ちするようになります。
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光合成細菌の種菌にライトを当てて培養中。菌のための工夫が至るところに。
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ミツバの根が白くなり、元気な状態に(静岡県)