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EM菌を使ってみよう -家庭菜園編-

EM(有用微生物群)の善玉菌パワーはガーデニング、畑にも大活躍します。EMを使い、花や野菜など緑にかこまれた楽しい暮らしに変えていきましょう。


※EM(通称:EM菌*)はEffective(有用な)Microorganisms(微生物たち)の英文の頭文字に由来しています。その名の通り、特殊なひとつの菌ではなく、乳酸菌や酵母、光合成細菌など、どこにでもいる微生物で、人間にとっていい働きをしてくれる微生物の集まりです。

EM菌をプランター、庭、畑に使おう

EMは通称 EM菌とも呼ばれ、善玉菌の集まりなので発酵することで、植物のための健全な環境を作り出してくれます。
はじめての方でも使いやすい「EM Garden」、EMを増やして発酵させた「EM活性液」のどちらかを準備しましょう。

■はじめてEMを使う方は・・
EM Gardenは、薄めてそのまま使えるので、はじめての方でも簡単に使い始めることができます。
自然由来の生きた善玉菌(乳酸菌、酵母、光合成細菌など)と栄養素(有機酸、アミノ酸、ミネラル)が含まれています。

■慣れてきて、コストを抑えたい方は・・
EMは増やした方が経済的なため、思う存分に様々な場所で活用されたい方は、EM活性液を作り使ってみましょう。
EM活性液は、EM・1糖蜜を混ぜて、EMを糖蜜をエサに使い増やして発酵させた液体です。
EMは生き物なので、エサを与えることで元気に発酵をします。発酵させた液体は、糖蜜のほのかな甘さと酸っぱい香りがします。

>EM活性液の作り方の詳細はこちらをご覧ください

使い方

水で500倍程度に薄めて「希釈液」を作りましょう。倍率はあくまでも目安なので、あまり厳密でなくても、目分量で大丈夫です。

500mlスプレーヤーを使用する時は、ほんの少しを容器の中に入れ、葉への散布にお使いください。
6ℓジョウロの場合、大さじ1杯を目安にジョウロの中へ液体を注いでください。

※水で薄めたEMは日持ちがしません。お掃除で余った分は、排水口に流しましょう。排水溝に流すことで悪臭が抑制されます。また、スプレーヤーは毎日洗って清潔にしておきましょう。

使い方のコツ -時間とタイミング-

水やりの基本は「土が乾いたらたっぷり」です。育てる植物の種類や季節・環境によってタイミングややり方は変わりますので、植物の生育や様子を見ながらあたえていきましょう。
■水やり
プランターの底から水がしみ出る程度にたっぷりとかけます。

【頻度】
夏:毎日
冬:週1、2回
 
■葉面散布
葉の表面や裏面にスプレーします。

【頻度】
週1、2回
■有機物と一緒に
完熟堆肥や腐葉土を土の表面にまいた時にも、その上からEMをたっぷりとかけます。

【頻度】
生育を見ながら
 

植物の栽培時に必要な3つのアイテム

土に肥料を入れて種をまけばよいというわけではありません。そこに善玉菌のチカラを加えることをおすすめします。
  • 培養土など肥えたいい土
  • 完熟堆肥や腐葉土などの発酵した有機物
  • EM&EMボカシ

EM Gardenを使って自分で土づくりをしてみよう

市販の堆肥や腐葉土などを使わずに自分で土づくりをしたい方は、以下の手順で行ってください。
 
1. 夏に育てた野菜や花、雑草などを抜いて、土の上にのせ、できるだけ細かく切ります。
2. EMGardenを薄めた100倍希釈液、または、6ℓジョウロに対して約60㎖のEM活性液を、切った草の上からたっぷりとかけます。
※毎週EM Garden(またはEM活性液)を散布することで、だんだん分解が進んで行きます。
3. ここでボカシをまくと、より分解を早めます ( プランター13ℓに対し、50gが目安 )。 軒下など雨水の入らない場所において保管してください。1ヶ月位経ったら使うことができます。
※ビニールなどで覆うとより発酵がすすみます。



 
EMは生き物なので、毎日使うことで植物や土壌に定着し、植物にとって健全な環境をつくりだしてくれます。
居心地が良い健康的なライフスタイルをEMを使って、ぜひ実現させてください。