EM生活を楽しむ人々

子どもたちにあらゆる角度から良い環境を与えてあげたい

小さいころから保育士になりたいという夢を持っていたという中雄由子さん。自らの理念を形にする保育園を開園し、この春12年目を迎えます(2016年12月取材時)。毎年15人~20人の1歳から6歳の園児が一緒に過ごすのは、落ち着いた戸建の住宅地の中にある一軒家を改装した保育園。ここでは園児たちに良い環境を提供するためにEMを園児の生活の一部に取り入れています。

取材日: 兵庫県 兵庫県尼崎市 英語保育園さくら 園長 中雄由子さん

英語を教えるのが目的じゃない

英語を保育に取り入れているのは、異文化に触れてほしいから。中国語もやっています。みんな同じ人間なんだと、人と人との壁をなくして子どもたちが様々な環境の中で強く過ごしていけるように。そして、英語は目上の人には尊敬語といった上下関係がなく、すぐに打ち解けられます。私はその感覚が好きで、英語を話すときは気持ちがオープンで明るくなれるので、日本語と違う言語を話す楽しさを子どもたちにも感じてもらえたらいいなと思っています。

英語教育が目的ではなくて英語もできたらいいな、という感覚。お勉強させることよりも、子どもたちはもっといろんな経験をするべきです。ケンカや、かけっこや、泥んこあそびや。乳幼児期に大切な経験は、ひとつの枠にはめるとできなくなります。英語も取り入れたい、異年齢の子の中で子どもが成長していく縦割り保育も経験したので、それも取り入れたい。私のやりたい保育をやるために、この保育園を始めました。
以前勤めていた認可保育園の園長先生から「家庭保育園でこんなところがあるよ」と教えてもらったので、見学させてもらいに行きました。その保育園も一軒家で。隣の西宮市でご家族4人でされていて、EMと還元水を使ってらっしゃったので、それを教えてもらったんです。

定期的にその保育園でEM勉強会があったので、そこでEMの使い方を教えていただきました。EMはすぐに良いなと思ったので、この保育園を開園した当初から子どもたちの健康のために活用しています。
  • ごはんをたべたら、みんな歯みがきタイム♪
  • トイレの棚にもEM水のスプレーボトル。お掃除・消臭用に使っています。
  • お部屋のあちこちに米のとぎ汁EM発酵液の1000倍希釈水(以下、EM水)を準備し、すぐ使えるようにしています。
  • ランチタイムの前になると、EM水でテーブルをきれいに拭きます♪

保育園の名前に込めた思い

子どもたちを桜の花に見立てています。桜の花は同じに見えて一つ一つ違った味がありますよね。子どもたち一人一人にも個性がある。私は子どもたちが持っているその個性を引き出したい。何歳だからこうという型にははめずに、いろんな経験をさせてあげたい。その中で、私たちが発見したことを「あなたたち、こんなにすばらしいところがあるのよ!」って、どんどん伝えてあげたい。それが子どもたちの自信になり、太い幹になっていきます。厳しい社会でどんなことがあっても強く生きていける精神力を育てたい、それを桜の太い幹で表現しています。

子どもも大人も共に成長、変化していく

1年のカリキュラムは年々変わります。まず、先生たちが好きでやりたいことを入れているのが大きいです。もちろん、子どもたちにとってどういう環境が良いかというのを常に考えていますが、子どもたちは周りの大人の影響をすごく受けます。私たちの係わりがどういう影響を与えるか。先生が好きなことをして楽しんで、幸せそうにしていたら、子どもたちを楽しませようとしなくても、子どもたちは絶対楽しいんです。

そして、先生たちもものすごく素晴らしい感性をもってらっしゃるのに、日本人って控えめというか、自分に自信がない、もしくは気づいていないんです。先生たちのすごい才能に、先生たち同士で感動して、お互いに素晴らしいねって認め合うと、先生自身が才能に気づかれて、じゃあこんなこともやってみようかなと、表現がより素晴らしいものになるんです。そういう環境で育つ子どもたちも自然とそうなると思います。 
英語保育園さくらの先生たち
もうひとつは、カリキュラムを決める時、必ず子どもたちに「何がやりたい?」と聞きます。「これをするよ」ではなく、「今年は何する?」から相談。まず子どもたちに聞いてみて、その意見をもとに先生たちの「こういう経験があったらいいかな」というものを組み合わせていきます。

年上の子たちがやってきたことを1歳の時から見続けているから、記憶が残っているんですよね。だから、今年は私たちはこうしたい、という意見が出てくるんです。そして、自分たちで考えたもののほうが、ノリが良いですね。先生がやるよりも、子どもたちがやったほうが、お友達が真似してやります。

どんな個性でもリーダーになれる

同じ年の子たちと横並びだと、限られた子だけがリーダーシップを発揮するものですが、ここでは、どんな個性があっても、年長になったら絶対にリーダーになります。そこでリーダーシップも育まれますし、年上の子たちを見てきているから、自分たちも自覚してリーダーをするんだと思います。卒園児たちは、卒園の最後の言葉を自分たちで考えて、暗記して、マイクを持ってスピーチします。

由子さんの母、博子さんは、ご自身の仕事を辞められた後、保育園の運営を手伝っています。博子さんの子育ての信念が、現在の由子さんの生き方の原点にあります。
中雄園長のお母様の中雄博子さん

EMは当たり前で自然すぎること

EMはごく自然にあって当たり前の存在です。だから特別にEMが、EMが、と言うことはないですけど、EMなしでは保育園さくらは語れないです。私は先生たちが忙しくて気がつかない、目に見えない部分をサポートしています。

細かいところのお掃除なんかもやります。米のとぎ汁EM発酵液も作りますし、1000倍希釈のEM水をスプレーボトルに入れて園内のあちこちに置いてます。いつも網戸にEM水をスプレーしていると、ホコリで汚れにくくなります。掃除機をかける前にもシュッシュ、掃除が終わった後にも部屋全体にシュッシュ。使った雑巾をEM発酵液で洗ったりとか、常に衛生的にキレイにしておきたいんですよね。
部屋のあちこち、良く使う場所にEM水を置いてあります。 いつでもパッと取って、すぐに使えます。
私70歳だけど、元気に見えるでしょう?日々健康になっていますよ。年をとった肉体の衰えはあるけどね。それ以外はどこも悪くないし、何をするのでもEM使ったりとか、EM・X GOLDを入れて飲んだりしてるからかなとも思いますよ。それと、心の持ちようよね。私、命あるだけでありがとうやもん。毎日、今日生きれてよかったなぁと思います。そして、生きてるうちに好きなことをしようと。だから、娘にも「しないで後悔はするな、して後悔しなさい。何でも好きなことはしなさい、ダメなときは私が受け止めてあげるから。人と比べなくていいから、お母さんがあかん言うまでやりなさい」っていうのが私の口癖。私、口も出さないけど、お金も一円も出さないから、娘は留学もこの保育園も全部自分でやったんですよ。

博子さんから常に前向きな言葉をかけられ、反対されたことは一度もないという由子さん。保育園を始める時も、失敗したらどうしようという不安すらなく、ただ自分のやりたい保育を実現させる喜びと期待感だけがありました。

いつでも帰ってこられる場所として、いつまでも続けること

毎朝、子どもたちがバーっと並んだ状態を見て、「私は今日もこういう環境で保育ができるんだ」っていう幸せを感じます。やっぱり自分で開園すると、子どもたちがいなかったら保育はできないので、子どもたちが居てくれる喜びで毎日感動です。私は保育が好きなので、子どもたちの成長を見させてもらえることが幸せです。今日こんなことができるようになったとか、こんなこと言うようになったとか。男の子のケンカも面白いし、もう最高です!
とにかくここを続けていきたい。この規模で、子どもたち一人一人をきちんと見ていきたいという思いです。おばあちゃんになってもここでお茶を飲みながら保育をやりたいですね。

そして、子どもたちが卒園しても、いつでも帰ってこられる場所でありたいです。今も小学生になった卒園児が遊びに来てくれます。子どもたちもこれからいろいろな経験をするので、嬉しいことがあった時でも、嫌なことがあった時でも、ここに来て、なにか切り替えができるような、そんな場所でありたいです。
子どもたちにとっての第二の家
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